ウォーターシステム完成ポンプ周り
今回のウォーターシステムのうち、施肥に関しては少しレベルアップした。
いちごの甘さは、肥料に大きく左右される。肥料が切れると甘くなくなるが、肥料をやると次の日にはもう甘くなる。ちょっと不思議なくらい。
下の写真が施肥用のタンクとポンプ。
ビニールシートの中にはポンプがある。ポンプは3600バーツ。
あまり高くないので、盗難防止の工夫はされていない。
どういうシステムかと言うと、ラムタコーンという沢から汲み上げた水をタンクに入れる。
タンクは2トン。半分位水を入れたら、次に肥料の粒または濃い液肥を入れる
それからタンク脇のポンプを作動させて水をタンク内で循環點せて、肥料をよく溶かして混ぜる。
幾つかあるバルブを開けたり閉めたりして水の経路を変えてやる訳だ。
その後、バルブを切り替えて、同じポンプでいちご園に肥料水を送り込むという仕組み。
バルブの開け閉めが初めはややこしかったが、一度分かれば難しくはない。ただし、いちご園内のバルブも切り替えないといけないので、結構歩く。
約一時間で5ライつまり8000平方メートル、30000株のいちごに肥料をあげられる。システムを作るのは大変だったが、これからは楽になる。何しろこれから週に2回施肥することになるから。
一回当たり2トンの液肥が5000ポットに送られる訳だから、ポット当たり400mlの液肥が配られることになる。もし5kgの肥料を溶かしたら、ポット当たり1g与えたことになる。(自分の覚えのための記載)
いちご園に降った雨や与えた水で余った分は、排水溝で全部池に行くようになっている。
お陰で池は水がいっぱい。水深は2メートル位か。これだけあれば、ラムタコーンが乾いても大丈夫。
ということで、全体としてはかなり大規模なウォーターシステムになったと思う。