みんなで植込み
僕は南部の都市から仕事を終えて帰り、マシュマロちゃんは新しい労働者二人といちごの苗30000株を連れて帰ってきた。
今日は、カオヤイ新いちご園に、みんなでいちご苗の植込みをする。新労働者といつもの日雇い労働者と親戚からの助っ人3人の総勢14人が揃った。
苗はバスケットにぎゅうぎゅう詰めに詰め込まれていて、数日内に定植しないといけない。
「今日くらいは、腰が痛かろうが、泥だらけになろうが、一日這いつくばって頑張って植えるぞ!」
と意気込んでいた。
ところが、助っ人の一人の妹さんが、
「ハムケンさんはこの子を見ててね。」と言う。
「はあ?僕は植込みの仕事があるんだけど。」
「それは私がやるから、あなたの今日の仕事はこの子のお守りね!」
「はあ。。。。。」
確かに僕が子守をすれば彼女の方は僕の数倍働けるに違いない。
この合理的な指示に反論することができず、僕は子守役になってしまった。
思い起こせば、去年からこんなふうだった。かなり情けないが、全体の生産性を重んじるとこうなる。
今、子供を上手いこと寝かせつけたので、こうしてブログを更新出来ているが、目が覚めると目が離せないので、実際他に何も出来ない。
カオヤイ農場は、この数日雨がしとしと降って、いちごを植えるポットはいい具合に湿った。
雑草も牧場にしてもいいくらい生えた。