タラートタイ卸売市場に行って来た
前から行ってみたいと思っていたタラートタイに昨日はじめて行ってみた。
行ってみると、自分の事務所からマシュマロちゃんいちご園に行く通り道にあって、ウドンラタヤの高速でぱっと行ける自分にとっては都合のいい場所にあった。
タラートタイは、タイ最大規模の24時間営業の青果卸売市場と聞いていたが、実際を見てみるとその広さに度肝を抜かれた。敷地面積は約80ヘクタールとのことで広大、しかも比較的ゆったりした作りをしていて、100年以上前から栄えて今はもう流石に手狭になったパクローン市場とは随分雰囲気が異なる。
経営は、THAI AGRO EXCHANGE CO.,LTD社(TAECO)。
はじめに行ったのはタラートソム。ミカン市場。ミカンだけの市場なのに滅茶でかい。巨大な体育館のような感じ。屋根が高いので、開放感があり風通しもよい。後で調べてみると、ミカン売場だけで1.28ヘクタールあるそうだ。
ミカンだけでこんなに広い。
向こうに見えるのがその他の果物市場。
手前は少量ずつ売っている八百屋みたいなお店。
その隣に(と言っても数百メートル離れているが)に、タラート・ポラマイ・ルワン各種果実売場があり、ここでミカン以外の果物が売られている。広さは1.28ヘクタール。タイの各地から新鮮な果物が送られてきていたが、中国からの輸入品もたくさんあった。日本からの輸入品は見当たらなかった。
どれも季節品なので、季節により取り扱い商品が変わってゆく感じだ。
ミカン市場と果物市場も対面に青果市場があって、ここではタイでよく見られる野菜が安く売られていた。キャベツは小さいもの10個で50バーツとかそんな感じだ。
僕は行けなかったが、この他にも露地の季節果実売場4ヘクタール、露地の野菜売場が2ヘクタールであるそうだ。米、食肉、魚、花、ペットなども取引きされている。
この市場は、誰でも自由に入ること出来て、販売者と購入者との直接相対取引を行う。もちろん値切ることも可能。日本のように卸売業者が介在している訳ではない。僕らのような個人が少量だけ買うことも可能だ。ただ、大抵はバスケット単位(5-20kg)での売買になるので、主なお客は地方の卸売業者、バンコクとその周辺の小売業者、スーパーマーケットとのこと。
販売者は、農産物生産者や産地集荷商人となっているが、見たところ後者がほとんどと思われた。
僕らは
- 新鮮な椰子の実10個270バーツ (椰子の実ジュースはカラダに良い、白い実に含まれるココナッツオイルは中鎖脂肪酸で燃焼しやすい)
- ミカン1バスケット(5kg)100バーツ(安いだけあって不味かった)
- ファラン(グアバ)5kg 80バーツ
- マムアン(マンゴ)2kg 5個 160バーツ
を買った。これでフルーツダイエットを行う(^o^)。
販売員の応対は、僕ら個人客にも概ね友好的だった。同じものを多くのお店で売っているので、価格的にもこなれていると思った。TOPSなどのスーパーの値段よりは2分の1から5分の1くらいだったが、屋台売店の価格より少し安い程度だったので、それほど激安というわけではない。
高速で渋滞なく行けるし、広いので車で市場の中まで入れるし、停めるところも十分あるので便利そうだ。
カオヤイの別のいちご園では、いちごの他に色々な果物、野菜も売っていた。
健康志向なので、ここで仕入れたちょい珍しい果物・野菜等も合わせて売ってみると面白いかもしれない。