いちご園快進
先週のバレンタインデーがマシュマロいちご園今季最高の日だと思ったが、それは嬉しい誤算だった。
バレンタインデーで多くのお客さんがいちご狩りをして、一時的に赤いいちごが消えてしまったのだが、一週間経って沢山のいちごがまた赤く熟してくれた。
この週末は、万仏節(マカブッチャ)で三連休だったこともあり、いちご園は大入りだった。
平日はガラガラの駐車場も、この週末は常に満車状態。朝は19℃と涼しいが、昼過ぎには32℃と暑い日だった。
駐車場にきちんと詰めれば、まだ沢山車は入るはすだが、めんどくさがり屋のタイ人は前の路上に駐車して、こんなことに。道といちご園の間に、もう一台分駐められるスペースを作ってあるのに、ほとんど利用されない。
流石に最終日には大きないちごは無くなったが、小粒ながらいい色艶のいちごがまだ沢山ある。
本当に不思議なくらい甘い。
お客さんのなかには、砂糖を注入したんだろうと疑う人もいたほど。そんな面倒くさいことなどしていられるわけがない。
去年はこれほど甘く出来なかったのに何故だろう?自分でも分からない。
普通はジャンボサイズのいちごが高値で売れるのに、何故かこの小粒いちごに人気が出て、飛ぶように売れた。
沢山買う人は、自分でいちご狩りするのが暑いし面倒なので、スタッフに採ってきてくれと頼む。スタッフはプロなので、5分もあれば2kgは採れる。採ってくると、それを全部買ってゆくというパターン。
こういう実付きの株も2株150バーツで売り出したらよく売れた。ガーデニングが好きなら、買いたくなる気持ちは分かる。ガーデニングとは無縁の若い娘達も、「可愛い!」と言って、飾り物感覚で買う人もいた。
まだ2万株もある。4月には全部捨てて(放置して)ゆく予定なので、売れたらその分がまるまる儲けになる。
このブログで知り合った日本人が二組来てくれた。
2週間前に奥さんが日本人の台湾人が来て、いろいろ立場話をした。いちご園を気に入ってくれて、「今度は家族や会社の人を連れてくる」と言っていたのだが、本当にラヨーン県から社員や家族24人も連れて来て、いろいろ大量に買ってくれた。サイドビジネスで、50ライもの温室で野菜の水耕栽培をやっているのだそうだ。今度、見に行かせてもらおう。
この連休の売上は、先週の5割増し。
マシュマロちゃんの当面の目標収入額にも到達することができた。
つまりこれで、今季の僕の役目は果たせたと思う。
来年どうするか? まだ決められないでいる。