きのこ
マシュマロいちご園のあるワンナムキアオというところは、きのこの産地でもある。
シーズンになると、街道沿いにいろいろなきのこが売られる。また、きのこの栽培ファームも幾つかある。
付加価値の高いきのこに、冬虫夏草というのがある。
昆虫の幼虫などに寄生し、そこに生えるきのこで、いろいろな薬効があるということで、ハーブとして高く売られている。
マシュマロちゃんがそのファームに行った時に、僕の滋養強壮のために一瓶買ってくれた。
これがそれ。20グラム入って300バーツ。
重さの割に非常に高価だが、数百以上の乾燥きこのが入っている。
これをお湯の入ったカップに2つ入れて抽出し、そのお茶を毎日1カップずつ飲むようにとのこと。
最近の僕の精力減退に不満を感じて飲ませようとしたのだろうか?
国道304をワンナムキアオに向けて走り、プラチンブリの峠に差し掛かった辺りの街道沿いに、メロンやきのこを売る出店が何店舗かある。夜中の1時でも朝の5時でも開店しているから感心する。
そこで食用きのこの栽培パッケージが売られていた。きのこの種類は分からないが、大きめのしめじみたいなやつだ。
一つ15バーツ。
これをトイレ(浴室)に置いておいて、毎日一回水を掛けてやれば、1週間位できのこが出てくる。きのこは摘んで食べれば、また数日後に出てきて、3~4ヶ月も収穫できるとのこと。本当かなあ?
面白そうなので買ってみた。言われたとおり浴室においておいたら、4日後にはこの通り。
元気に育ってきているが、まだ収穫には早い。食べるのが楽しみだ。
日本でも最近ホームセンター等で、この手の菌床がよく売られている。大抵はもっと綺麗なプラスチックの瓶に入っている。そしてその値段は結構高い。かりに数回収穫できたとしても、きのこをスーパーで買ったほうが遥かに安い。なのに何故売れるのかというと、きのこが育つのを観察するのが楽しいからだろう。
マシュマロいちご園の場所は、きのこの産地。
観光客にきのこの栽培セットは売れるだろうか?