父の日のいちご園
この週末は王様の誕生日、いわゆる父の日ということで3連休、お役所。学校などは5連休の行楽ピークだった。
おかげ様でマシュマロいちご園も大入りとなり、朝からごはんを食べる間もない週末だった。
いちご園の装飾も一段落し、Facebookでの宣伝も開始したため、マシュマロいちご園へ来てくれたお客さんは他のいちご園の平均よりはかなり多かったのではと思う。特に、道を挟んで迎え側にあるライバル的ないちご園よりは明らかにお客さんが多かったのでホッとした。道を挟んで迎え側ということで、お客さんを取り合うことばかり心配していたのだが、実際蓋を開けてみると、どちらかの駐車場に車を留めて、ついでに反対側のいちご園にも覗きにくるお客さんも多く、必ずしもライバルというわけでもなかったような気がする。
発泡スチロールで作った看板。
近くにある「A Cup of Love」というコーヒーショップにちなんで、マシュマロちゃんが「Strawberry of Love」と名付けた。意味不明だが、LOVEなら何でもいいのだ。
「発泡スチロールカッターがないと上手く切れないし、出来てもちょっと人が当たっただけで壊れるから、発泡スチロールで作るのは止めておけ」と何度も忠告したのに、彼女は妹と二人で作ってしまった。発泡スチロールはカッターで切った。フォントのデザインも乱れているが、却って味が出たと思う。
そこは、記念写真を撮るのにちょうどいい場所になった。
下から見ると、なかなか広いいちご園だ。このように道路から一望できることが重要。
全部で35000株あるので、3.5日に一ついちごが収穫できるとしても、毎日10,000個のいちごが採れる計算になる。本当かなあ?実際には、虫や小鳥が結構な割合で食べてしまうことは確か。
父の日なので、みんな黄色い服を着ている。いちご狩りも始めたが、まだ成り始めでいちごの数が少なく、半日でいちごはなくなってしまった。
マシュマロちゃんのアイデアの牛の餌の藁を固めた椅子。湿ると気持ち悪いし、乾くと痒いので、バンコク人は座らないだろうと思ったが、座った。
お金をかけないのと、あえてカントリー風にしたのが良かった。
陽が斜めになって、椅子の上に日陰を上手く作れない傘だが、全体のイメージを華やかにしてくれる。
畑を取り巻くコスモスも花盛り。このくらいの背丈で咲いてくれたほうが邪魔にならなくていい。
早く種を蒔くと胸丈くらいに大きくなるので、いちご園に入れなくなってしまう。
売上は、連休三日間で17万バーツほどになった。このペースが続けばありがたいが、実際は週末以外は閑古鳥が鳴いているので、まだまだ満足できる数字ではない。
マシュマロちゃんのお兄さんに言わせると、昨年に比べて来客数はまずまずだが、客単価が大幅に落ちているそうだ。マシュマロいちご園に来る客も100B程度の飲み物を買うだけで帰ってしまうお客さんの割合が半数以上。1000B以上買ってくれる人は滅多にいない。
景気のせいなのか、いちご園が増えたせいなのか、まだ分からないが、他園と同じ商品、同じサービス、同じ価格ではどんぐりの背比べになってしまうので、このいちご園特有のことをもっとやらないといけない。
今のところ他園にないのは、
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いちご園に響く音楽
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いちごヨーグルトプリン (2日で170個完売。大変受けがいい。)
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Facebook広告とクーポン(Facebook見て来たという人が二人いた。実際の効果は不明。クーポンを印刷して持ってきた人はいなかった)
もうじき始めるのがコーヒー。コーヒーセットを並べたらコーヒー有りますかの問い合わせ多数。始めればきっと売れる。しかも、100%オーガニックコーヒーなので観光客には受けるだろう。ただ、この週末はエスプレッソマシンが早くも壊れて商売にならなかった。それと人手が足りなくて、一つづつコーヒーを作る時間がないのと、単価、利益率とも高くないので、どうなるかまだわからない。その顛末は近日報告。
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