マシュマロいちご園グランドオープン
先週の土日に、マシュマロいちご園はグランドオープンした。
正式名は、ファーサイいちご園という。ファーはスカイブルー。サイは透き通ったという意味で、ファーサイで清涼な語感となるらしい。
マシュマロいちご園がある通りは、国道2号線からかカオヤイに向かう道の延長上にあって、15以上のいちご園がある。去年は1-2しかなかったのに急に増えた。
マシュマロいちご園は304号線からカオヤイに向かう場合には、最初のいちご園となる。カオヤイから来ると最後のいちご園だ。どのいちご園も綺麗に飾ってあって競合が激しいが、人が言うにはマシュマロいちご園が「この辺りで一番きれいないちご園」らしい。
いちごピラミッドの日本いちごも元気に育っている。
成り行きで、いちごワインやいちごウォッカまで売ることになってしまった。
いちごワインは意外に受けが良く、一週間で完売した。
他に、イチゴジャム、イチゴジュース、乾燥イチゴなどがある。
看板に使った案内図はこれ。
僕は土日と、クリスマスから年始にかけて、マシュマロいちご園に居る。興味ある方は是非訪れてみてください。ただ、イチゴ狩りをしたいのなら、12月に入ってからのほうがいいかな。今はまだ成り始めたばかり。
ただ、「ブログで見た」というのはNG にしてほしい。個人的に僕から聞いたことにしておいてください。
当初目標にしていた電気はオープンまでになんとか間に合わせた。まだ仮設置で暗いので、もう少しちゃんとする予定。
電気工事は、プロに頼もうとしたら、近くで別のいちご園を手伝っているマシュマロちゃんの親戚の若い衆が「そんなのは俺がやってやる」というのでやってもらった。220ボルトでかなり危険と思ったが手慣れたものだった。こういうのは違法だろうが、一応配電盤の後方なので、電気泥棒ではない。作業の手数料はもちろんなし。それが田舎のモン族の親族の間では常識らしい。
電気が通ったのでBGMも開始した。マシュマロちゃんの妹が、乳飲み子を抱えながらの仕事なので、乳飲み子が寝ている間はあまり音量を上げられないのが難点。僕にとっての思い出の名曲集を流してみたが、マシュマロちゃん一家には、あまり受けが良くなかった。でも、何度も聞いているうちにきっと好きになるだろうと勝手に思っている。
いちごの受粉を助けるため、ミツバチの巣も作った。
しかし、三日間砂糖水を置いてみたが、今のところ一匹のミツバチも現れない。
一応、ネットで調べて、直射日光が当たらず、風が当たらず、地上1m以上に設置し、入り口を下に傾斜して、上部に熱が逃げる小さな空気口を付けてみたので、見つけてくれれば気に入ってくれるものと信じている。
ミツバチの種類が未定なので、入り口が大きすぎるのかもしれない。巣分かれの時期も知らない。ミツバチを誘うランの花や蜜蝋も手に入らなかったので使っていない。
この巣箱にミツバチが巣作ってくれるのは何時の日になるだろうか?
コーヒーとストロベリーヨーグルトセーキはまだ準備中だが、ストロベリーヨーグルト・プリンは発売に漕ぎ着けた。評判は上々。一個60バーツ。単体での利益率は高くないが、一部が傷んだ売れないいちご利用しているので、トータルでの採算率アップに貢献しそう。日曜は40個が昼過ぎに完売した。
オープンの日の売上は、昨年よりかなり劣っているが先週の倍以上になって、このまま行けば採算ベースには乗るように思う。金曜の深夜に仕入れたいちごも二日間で完売した。
ところで、日曜日はマシュマロちゃんの誕生日だった。
去年はマーク島に豪華に旅行したが、今年はささやかな身内のパーティーのみ。
こういうケーキは近所のお店には売ってなく、「ナコンラチャシマの街まで行かないと洒落たケーキなんてないよ。」と市場の人から言われていたので、国道304を闇雲に片道35km飛ばしているうちに、ガソリンスタンドとセットになったMini Big Cの隣にケーキ屋を偶然見つけたので、そこで買って来たものだ。求めよ、さらば与えられん。まあラッキーだったと思う。ケーキの味は予想に反して上等だった。
マシュマロちゃんの顔は、日焼けで農民そのものの見られない顔になってしまったのでカット。
この後、男連中と夜遅くまで全くわからないモン語と北部タイ語での会話にまみれてウイスキーを飲み交わした。僕のタイ語も酔っぱらいには何故か通じた。
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