FC2ブログ

犬の不穏

日本に置いてきて、今は妻が世話しているラブラドールレトリバーの愛犬は、今年17歳になった。去年帰った時は、ゆっくりなら歩けたのに、去年の秋から歩けず、オムツになり、一日中玄関で寝ている。

妻は、自分が鬱で落ち込んでいた時に、この犬に随分慰められたので、「私が最後まで面倒を見る」と言って、甲斐甲斐しく介護している。

もう耳は聴こえず、目も近くの物がうっすらとしか見えず、認知症も進んで、時々不安になってジタバタするらしく、壁にぶつかるとガリガリし、爪が擦り切れて、肉球が割れて、おでこをぶつけて切って、血だらけになった。

妻は人間の介護のプロだが、褥瘡出来ないようにしたり、傷の手当てしたり、鼠蹊部がオムツで擦れたり、なかなか大変なようだ。

愛犬の様子が悪いと、予約していたオペラに行くのも取り止めにする程可愛がっている。

こんなになっても、歯や内臓は丈夫らしく、食欲もあって、なかなか死にそうにない。

大型犬の17歳といったら相当な歳で、この先良くなる見込みはないし、多分生きていても辛いだけだろうから、獣医に安楽死させて貰ったらと提案したが、妻はその気はないようだった。

この愛犬と同じ歳の我が家には、主人も子供たちも出て行って、妻と犬だけが住んでいる。

僕のファーストライフでは一世一代の買い物だった家。幸せになる為に、家を建てて引っ越して来たのに、家族が揃って過ごしたのは10年に満たなかった。あと数年したら、残るのはローンだけになるかも。

誰も居なくなったら、帰ろうかな。

竹狩り

いちご園を準備するのに、竹を大量に使う。

使うのは、太さ7ミリくらい長さ25センチ位の竹串で、マルチシートやポリエチレン管を地面に固定するのに使う。

これを用意するのに孟宗竹で20~30本位使う。

材木屋に竹は売っているが、太さが足りず使えないので、竹藪から採ってくる。

10本分位は、カオヤイ農園前の誰も住んでいない朽ちた住居の敷地から、茂り過ぎている竹を失敬して来て使ったが、勝手に人の敷地のものを採ってくるのは、もし所有者が怒れば犯罪になるので、今日は去年安価で竹を切らせて貰った川べりの農園に行って、長くて太い竹を6本伐採してきた。

タイの竹は、どの種類も日本と違って密集して生え、株から離れたところに筍はでないものばかりなようだ。だから株の地面近くは竹が密集して近付けない。

およそ高さ3メートルまでは密集地帯で切れない。

仕方なく切り株に登って地上4メートル位の所を切るのだが、密集して枝が絡み合っているので、切ってもすんなりと倒れてこない。

昨日から働き出した2軒隣に住むカップルの旦那は従順で良く働く。

竹が倒れないので、こんなに高いところまで登って枝を払い、竹を落としてくれた。指示した訳ではない。竹を落とすために自ら登っていった。サルみたいだ。

落ちて怪我したら困る。もの凄く危ない気がしてハラハラした。

下の男は、言われたことしかしない。言わなければ何もしない。こういう人は要らない。目的が分かったら、いろいろ工夫して目的を達成させる上の男のような助手が欲しい。

この辺りのラムタコーンは深くて穏やかな流れだ。幾つかの泉があるので、僕のいちご園の近くのラムタコーンと違って、涸れることはなく、魚もたくさん住んでいる。

ここの農地では、安い飼料用トウモロコシを作っている。種撒いて水やって、あとは収穫するだけ。

良い気候と豊かな水と広い農地があって、億ションに住む誰かさんよりも豊かな生活なように思えた。

ホープレス

先日、いろんなことが進展した日、クボタ(耕運機のこと)と日雇い労働者を探しにドライブに出た。

いつものセブンイレブン(家から直ぐのところにセブンイレブンが出来たのだった。わっはっは。)を少し過ぎた所で、まだ入ったことがない路地を曲がってみた。

ソイに入ると、がらっと雰囲気が変わり、貧しそうな部落になった。日雇い労働者の供給源である。

マシュマロちゃんが初めに訪ねたおばちゃんが、ブラブラしていた若い兄ちゃんに声をかけてくれた。

「テーサバーンのいちご園で日雇い労働者探してるんだってさ。誰か働きたい人いないかねえ?」

若い兄ちゃんは、

「居るんじゃねえ? ちょっと声掛けて見るよ。」

おばちゃんが言うには、最近仕事が無くて困っている人が多いはずだと言う。

日雇い労働者を探し初めて5分も経ってなかったので、さして期待はしていなかったが、夕方電話で、

「明日、12人集められるけど、どうする?」と問い合わせが入って驚いた。

いきなり翌日から12人とは驚いた。

ちょっと多過ぎるが、やることはある。ここは一つOKするしかない。

その夜は長く大雨が降った。夜明け前には上がったが、仕事に出掛ける時間帯にまた少し降り出した。

昨夜の雨で、土がネバネバになったのは、日雇い労働者なら容易に分かる。おまけに、出勤時間に雨。僕は6名来れば上等と思った。

しかし、予定の時間よりも5分も早い時間に迎えに行って見ると、既に12人が待っていた。

翌日は11名。翌々日は14名。その翌日は母の日の前日だったので9名(途中で3人首にしたので残ったのは6名)。

僕から見て、彼らには働く意欲があった。初めは、気持ち良く一生懸命働いてくれたと思う。

日雇い労働者のお陰で、カオヤイ農園の畝の補修と排水路の整備、ココナッツポットの用意が一気に進んだ。

しかし、体力と根性がなかった(日給350バーツで根性出す人は居ないだろうけど)。

しかも、このところ雨季なのにずっと炎天下。立っているだけでフラフラになる。

毎日、氷10キロ、水20リットルでも足りない。雇い人は労働者に優しくなければならず、エムローイ(M-150)というリポビタンDみたいな飲み物とコーラも進呈する。

しかし悲しいかな、午後3時を過ぎると、日雇い労働者は次々にへたばっていった。

へたばらなくて最後まで良く働いたのは、マシュマロちゃんと住込み労働者だけ。(僕は初めからへたばった。)

日雇い労働者が座り込んで働かないのを見て、マシュマロちゃんはすこぶる不機嫌だったが、僕は致し方ないと思った。無論、もっとしっかり働いてくれないと困る訳だが、慣れるまでは無理なものは無理。

ポイントは、頑張って働こうとしているか、なりたけ楽してサボろうとしているかだ。僕は彼らの何人かが頑張ろうとしているを感じた。

3日目で使えない人と使える人の区別がはっきりしてきた。

ざっくり6割の人は使えない。

それでも、少なくとも去年の日雇い労働者よりもずっとマシだ。酒臭い息で来て、頭痛で働けなかったり、10分おきにタバコを吸う奴も居ない。

以上は、使用者側の感想。

日雇い労働者に言わせたら、

「そもそも一日300バーツなんて安すぎる。人の弱みにつけ込んで、人を馬鹿にしている。搾取するのも程がある。350バーツはちょっと嬉しいが、それ程変わらない。

その程度の賃金で一生懸命やるなんて期待する方がおかしい。

こんなクソ暑い中で、何時間も野良仕事するのがどんなに苦しいか知ってるのか? これ以上は無理。病気になっちゃうよ。こんなに辛いのに最低賃金しか貰えないなら、家でゴロゴロしていた方がマシなくらいだ。仕事があるのは有り難いので、一応やれるだけはやるが、ガミガミ言うならやってられないから何時でも辞めてやる。」

てなところか。

全ての人にかなりの程度平等に機会が与えられている日本人は思う。

「お金が欲しいなら、成功したいなら、一生懸命勉強して、一生懸命働いて、人の上を目指せ。努力すれば報われる。」

日雇い労働者は思う。

「産まれてこのかた事実上まともな教育なんて受けられる機会はなかった。当然大学なんて行けるお金はなかった。高校すら行ってないんだから。だがら、ちゃんとした会社の社員になる切符すらない。やれることといったら肉体労働だけ。それで一生懸命働いても1日300バーツ程度。こんな生活繰り返しても、お金は一銭も貯まらない。子供には大学行かせたかったが無理だった。欲しいものはあるけど所詮買えないので、考えないことにしている。苦労しても何も向上しないなら、苦労なんてしたくない。家で酒とタバコを呑んで、サバイサバイとゴロゴロしてた方がマシだ。」

彼らには、貧しいながら、家も、愛する家族も、食べ物もある。

ないのは「希望」だ。

「ホープレス」なんだ。

だから妊婦もタバコをスパスパ。日給貰ったら酒買って飲んだくれる。

希望が持てないから、努力の動機がない。

希望がないから、ズルもするし、いい加減な仕事ぶりになる。

ここんところの背景を考慮せずに、人間性の問題だけに焦点当てるのはズレている。

希望が持てない日本の若者たちは、彼等よりとてもラッキーだと知った方がいい。

僕は彼らから搾取する側だから、とてもラッキーだと思う。逆の立場だったら、日給3000バーツでも無理。

オオヤスデ

このヤスデ、そこら中に普通にいるので今更でもないが、実は意外と可愛い。

大きいのは長さ20センチ、太さ12ミリくらいになる。

ヤスデのくせに、表面は乾いていて、硬い。

腐った葉っぱなんかを食べるスカベンジャーで人畜無害なのに、見た目がちょっと悪いがために、皆から嫌われているのが可哀想。

手に這わせても気持ちいい。

ペットに良いんじゃないかな?

何も知らない幼妻

この細い方の女、ケツともものあたりが美味そうだが、頭が空っぽなので、どうにも好きになれない。

太い方は、ブタになったマシュマロ。この頃は性格までふてぶてしくなって気に食わない。

頭が空っぽの細い女は、それはそれは信じられないくらいの知識経験のなさに腹が立つが、若干15歳で子供を産んで、2歳の餓鬼んちょを持つ17歳の少女なんだから仕方がない。

何しろ、コンドームなしでセックスをするとエイズが移ることは知っていても、子供ができる事は知らずに、4歳年上の男の言うままに身を任せたほどの馬鹿さ加減なので嫌になる。

15歳といったら、僕が初めて抱いたあの娘と同じ年。あんな少女がいきなりお母さんになってしまったんだ。

17歳といったら、松田聖子がスタジオ101で「私はエイティーン」を歌ってた時より1歳若い。

いったい誰が悪いんだ?

田舎過ぎて、遊ぶ所は一つもなく、おまけにお金もないので、セックスしかやることがないのが悪いのか。

性や避妊を教えない家庭や学校が悪いのか。

元々、勉強には熱心じゃなかったけれど、妊娠出産で中学校もまともに出ていないので、知識がないのは当たり前。アメリカや日本が何処にあるのかなんて習ったことがない。

子供の育て方だって知らない。ただ子供の欲しがるもの、やりたいことをやらせるだけ。イサラ、イサラ、サバイ、サバイのマイペンライ。自分勝手なタイ人が育つわけだ。

だって、誰も教えてくれないから。

食べ残しを冷蔵庫に保存させても、決して食べない。

卵は常温保存しないといけないと思っている。

掃除機の使い方を教えたら、フィルターカセットなしで使った。

テーブルの上を掃除するとき、先ず床に汚物を落としてから、後で床を掃除する。土間じゃないんだここは!

僕が作った日本式乾いた床のトイレで、パンツの中で💩を漏らして汚くなった餓鬼に水をかけて洗ってあげることが、とんでもなく間違った行為であることなど、全く理解出来ない。

この人たちの頭には、北朝鮮とか、トランプ大統領の辞書はない。

ここ迄違うと、僕の考えや指示の理由は到底理解できない想像の外なので、逆に僕の頭がおかしいと思うらしい。

いや、きっと本当におかしい。トイレことホームナム(水の部屋)で水を使うななんて、頭がおかしいに決まっている。

災難 解決!?

例の引ったくり事件のその後を纏めて報告。

実は、何も進展がないように見えたこの二週間だったが、今日一気に進んだ。

①引ったくり犯人

先週金曜日に、犯人の顔を確認するために再度バンコクに行く予定だったが、前日になって警察から「もう来なくてもいい」という連絡があった。

マシュマロちゃんも僕も、犯人の顔は殆ど見てないので、行ってもはっきりとした証言が出来そうもなかった。

「もう来なくてもいい」ということは、逮捕を断念したという意味だろうと思った。

それが今日になって、警察から犯人逮捕の連絡があった。

犯人は複数の引ったくり事件を起こしていて、あちこちの防犯カメラに捉えられ、その画像から犯人特定に繋がったものと思われる。

こいつが犯人らしい。

僕らの微かな記憶と一致しないが、顔の部品の位置関係は防犯カメラのものと一致する。

反抗直後の写真。口周りにはマスクをしている。奪われたバッグと茶の入ったビニール袋が写っている。

警察に依れば、バッグや車のキーその他諸々は回収出来なかったそうだ。現金以外は足がつくので直ぐに処分されるだろうから、元々回収は諦めていたので、「ああそうですか」というだけだが、どうせ犯人逮捕は無理だろうと思っていたので予想外だった。

タイ警察、思ったより仕事するじゃん!

②車のキー

保険屋の回答は、

「今回、保険適用は出来ません。何故ならば警察の紛失証明書に盗まれた車のキーを特定する車両番号が書かれていないからです。」

これにはマシュマロちゃんも僕も切れた。

保険屋は自分の目で被害にあった車を見ていたのだ。彼の報告書には車両番号も、普通は分からないスマートキーの番号も書かれていた。

ただ、マスターとスペアキーの2個とも盗まれたことは盗難届に書かれていなかったので、それを警察署で追記してもらった修正版を保険屋に提出することになっていた。

マシュマロちゃんは、その為に更に2泊もバンコクに泊まる羽目になった。なぜなら、翌日は担当警官の非出勤日だった。それも、何度か警察署の電話して、深夜まで待ってやっと非出勤日だと分かった始末。それでやむなくもう一泊。翌々日の深夜午前1時から3時半までかかって上記その他を追記してもらい、殆ど不眠のままカオヤイに戻って来た。

保険屋はこうした動きを知っていたのに、車両番号が必要だとは一言も言わなかった。

明らかに不誠実で、僕らは舐められている。

そこで2つの作戦を試した。

一つは、トヨタカオヤイに「普通こういう場合は保険適用になるんじゃない? お客さんに会社としてお宅の保険を推奨しているんだけど。」

と問い合わせて貰った。保険屋は末端の客には強くても、ディーラーには弱いだろうと見たからだ。

僕らは、保険はディーラー推薦の一番良いやつを選んだ。謂わば、正規の保険だ。

トヨタカオヤイの社員は、保険適用当然という立場で、僕達に協力的だった。

も一つは、以下のような文書を保険屋に送ること。

「審査報告書を下記の住所に送ってください。正規の報告書がないのは許容出来ません。それから、もしも審査結果に不服があった場合に、クレームできるコールセンターまたはユーザーサポートの電話番号も教えてください。

審査報告書の内容は、お宅の保険が如何に素晴らしいかを示すために、FBやPantip等に公開するかも知れません。それを見た他のユーザーが同じような結果だったかどうかも比較出来ます。」

これぐらいは保険という商品を買った消費者の当然の権利だろう。

その後、沈黙が10日間続いたが、今日トヨタカオヤイに行ってみると、保険適用が決まったという。

何と保険屋が自ら警察署に行って車両番号を追記して貰ったらしい。被害者でもない保険屋の依頼で追記出来たのも意外だが、保険を払いたくないから不適用の結論にしたはずなのに、保険屋が自ら追記してもらいに行ったとは驚きだ。

きっと、上の作戦のどれかが効いたのだろう。

まだ書類が届いていないので、クルマはトヨタカオヤイに置いたままだが、あと数日でヤリスが使えるようになるだろうと思う。

3週間も車が使えない不便は相当なもので、犯人から損害賠償が欲しいところだが、そういうことはタイでは期待出来ないでしょう。

③ ID カード、ATMカード、運転免許証の再発行、いすゞカーローンの支払い

ID カードを作り直すのに、別の身分証明書が必要になる。幸い、マシュマロちゃんはパスポートを持っていたので、それが使えた。それから、住民票みたいなタピアンバーン。警察の盗難証明。

面白かったのは、古いIDカードのコピーは、これから無効化する代物なので使えなかったこと。

面白くなかったのは、僕と、連れて行った住込み労働者の妻が本人証明できなかったこと。タイのお役所では、しばしば書類だけでは駄目で、タイ人による「この人は誰々さんに間違いありません。」という宣誓と宣誓書が必要みたいだ。

ところが、労働者の妻は17歳未成年にして証明者になれず(18歳から可能)、僕は外国人だから信用出来ないということで、再発行できないと言われた。

急遽、家に戻って、今日は休みで朝からビールを飲んでいた住込み労働者の旦那を役所に連れて行かなければならなかった。朝8時半に役所に行って、IDカードが再発行されたのは11時半だった。

ID カードが出来たので、次はメインバンクのカシコン銀行に行ってATMカードの再発行。これはすんなり行った。

腹が減ったので、パクチョンの日本料理屋で昼食。割りと安くて美味かったので、記事に関係ないけど紹介する。

寿司にしては安いと思った。

次に、運転免許証の再発行。

まあ、すんなり行った。

落ちは、そこで再発行したばかりのID カードを受け取り忘れたこと。でも、ちゃんと預かって貰っていることを確認したので、明日取りに行けば良い。

折しも土砂降りで一部洪水。これも記事に関係ないけど、ここでは珍しかったので紹介。

ローン支払いカードが無くなって、払ってなかったローンを銀行窓口で直接払い、カード再発行を依頼したが、その支店では出来なかった。しかし、送られてくる督促状があればセブンイレブンで払えることが分かったので良しとする。(如何にもタイらしい。ここでは車のローン滞納はもはや日常茶飯事)

④ 番外編:トヨタカオヤイの横領事件その後

パクチョンの市役所に行ったので、ついでに同じ場所にある警察署に行って、例のトヨタカオヤイ ヤリスのスポーツ仕様への変換費用を横領した元社員の件の進捗を聞きに行ってきた。

マシュマロちゃんは、「電話でも聞けるし、お腹が空いたから行きたくない。」と躊躇ったが、

「何度も行ってプッシュしないと警察は動かないからダメだ!」

そう言って、担当の警察官のところに行き、

「例の横領事件の進捗を聞きに来た。」と言った。

担当の警察官は、パクチョンの警察署でも上位の位置し、人の良さそうな人だ。この件で、一度も賄賂を要求されたことはない。

「おう! あの件ね。その後、彼から連絡はありましたか?」との質問に、マシュマロちゃんは、

「ありましたけれど、もう一回チャンスをくれとか言うばかりで、お金は返してくれません。これまでずっと嘘ばかりだったので、もう信用出来ません。だから、警察にお任せすることにしたから、警察と話してください、と言いました。その後、どうなりましたか?」と切り替えした。

担当の警察官は、両手で顔を擦ってから、

「日本人に、タイ警察は仕事しないと思われたくないからなあ。」

と言って僕の顔を見た。

その時、僕が愛想の良い笑顔を示したのは、それなりの年季の証だ。

警察官は、引き出しの中のたくさんのファイルから僕らの事件のファイルを取り出して、犯人の電話番号に電話してみるが、予想通り番号は変わっていて使えなかった。

「ここに2回、督促状を出した証拠があるので、これで本当に逮捕できる。逮捕に行って、その時全額払えなければ逮捕する。」

と言った。

日本では、横領した時点で、例え後で横領したお金を返したとしても、犯罪が消える訳ではないので逮捕される。逮捕されても、返済義務がなくなる訳ではない(と思うが、どうだろう?)。

タイは仏様の国なので、返せば逮捕されないということみたい。有り難い国だ。

こちらの被害は甚大なので、横領したお金だけ返してもらっても気が済まない。牢屋に入ってもらうしかない。

警察が示談を仲介するなら、家とオートバイと田畑ごと奪いたい位だが、そのためには半分警察と山分けしなければならないだろうと想像する。

トカゲの卵

去年培地に使ったヤシガラを掘っていたら、発情トカゲの卵が出て来た。大きさは、長径15ミリくらい。

小ヤモリのチンチョーの卵なら、枕カバーの中から出てきたこともある。

大ヤモリのトッケーの卵なら、部屋壁に産まれたことがあるから知っている。

でも、このトカゲの卵(かどうか定かでないが)は、土の中から出て来たのは見たことがあるが、手に取ったとこはなかった。ヘビの卵かも知れない。

卵らしい形をしていて、転がっても遠くに行かないが、鳥の卵みたいに殻が固くない。押すとグミみたいに弾力があって気持ちが良い。薄皮が強力になったやつみたい。しかし、かなり強く押し潰しても破れない。もっと押したいけれど、強く押し過ぎて中身が飛び出すのが怖くて、力が入らない。

捨てるのが勿体なくて、竹筒に入れて孵化まで観察することにした。

こんなありふれたものに、仕事そっちのけで子供みたいに興味を示す僕を呆れ顔で見るマシュマロちゃん。悪かったなあ。仕事よりこっちの方が好きやねん。

卵といえば、汗かいた後に食べる、醤油をかけたウズラのゆで卵。これが妙に美味いんだなあ。老後はウズラでも飼おうかなあ。

いちごハリボテ大作戦

いちご園に飾るでっかいいちごのハリボテが欲しい。

理想のイメージはこれ。

これは2年越しの願望。

去年、マシュマロちゃんに作ってくれと頼まれて、いろんな方法を探り、1年以上に渡って時々眠れなくなるほど考えた結果、「僕には出来そうにない」と諦めた。

勿論、専門業者に頼めば出来る。グラスファイバー製で、かなりリアルで美しい物が出来るし、一度型が出来たら複製は楽なので、数多く作るのには向いている。

だけど値段が高過ぎた。特に去年はお金が足りなくなって出来なかった。

マシュマロちゃん曰く、

「骨格さえ作ってくれれば、あとは私が作れる! 学生時代にも作ったことある。」

「えっ! あの仮装行列で作るみたいな安っぽいハリボテか!?」

僕も針金で作った骨格に紙を張って色を塗ったようなハリボテは作ったことがある。しかし、雨に濡れたらおしまい。寿命は数日。表面はデコボコ。小学生の図画工作みたいなハリボテは、一番最初に考えて、則ボツにした方法だ。

ハリボテでも、塗り壁材や粘りのある特殊セメントをたっぷり塗って、その上に耐水性の塗料をたっぷり塗って仕上げれば、もう少しマシなのが出来るかも知れないが、こんどは骨格の強度が問題になる。鋼鉄でしっかり作れば強度は出るが、重くなり過ぎて持ち運び出来ないと不便だ。

今年になって、マシュマロちゃんのアイデアは怪しいけれど、工夫しながら試行錯誤でやってみれば、ないよりはマシなのが出来るかも知れないと考えるようになり、最近知り合いなったボロ鉄鋼場の気の良い頭領に、いちごハリボテの骨格の制作を依頼してきた。

条件は、

大きさは背丈位。

強度は必要だが、重くなり過ぎないこと。

材料はおまかせ。

鉄鋼場の頭領は、僕らのアイデアを聞いたあと、腕を組んで考えた挙句、

「やったことはないが多分出来る。やってみる。」と返事を得た。

それから4日経っても全然作る気配がないので、どうしたものかと思っていたら、

「いちごの型だけど、本当に作って欲しいのか?」という電話がかかってきた。勿論、作って欲しいと答えたら、一度見に来てくれと言うので、電話を切って30分で鉄鋼場に行ってみたら、既に骨格の骨格が出来ていた。

重過ぎることなく、型もしっかり保たれているが、押せば少し歪むので、貼る塗り壁はある程度柔軟性があることが必要そうだ。

「ここ迄で幾らだ?」と何度聞いても、

「幾らかなあ? 全然分からんなあ」と笑っている。

僕としては期待以上の出来映え。マシュマロちゃんも満足げ。

でも、これじゃ何も貼れないし塗れないので、去年買って使わずにとってあった細い金網(1 x 50メートル)を鉄鋼場に持ち込んで貼って貰うことにした。柔らかい金網だが、いちごの曲面に貼るのは難しそうだ。

細く切って、リンゴの皮剥きのようにぐるぐる巻いて貼ったらどうだろうと提案すると、また腕を組んで暫く考えた末、

「うん、やってみる」ことになった。

「安くて気に入った物が出来たら、10個作って欲しい。」と言ったら苦笑いした。嬉しいのか迷惑なのか分からない。

さて、この先、夢のいちごハリボテは出来るのだろうか?

発情トカゲ

この辺りによく居る敏捷なカメレオンみたいなトカゲ。

発情し身体を赤く染めて、メスと追いかけっこしてた。メスの後ろ5センチにピッタリついて走り回っていた。

しかし、不幸にもメスの方はまだ準備が出来ていないのか交尾したくないらしい。そのうちにいちご園に敷いたマルチシートに中に逃げ込んだ。

突然、視界から消えてしまったメスにオスは当惑するばかり。辺りをキョロキョロ探しても、もうメスの気配はない。

体長は20センチ程度で小柄だが、地元のタイ人はこれを捕まえて食べる。

顎の下のトサカみたいな皮膚を拡げてアピールしてみても、メスは出て来ない。

状況を把握出来ないでいるのか、とにかく頭の中はメスのことでいっぱいのようで、普段なら2メートルも近付けない敏捷な奴なのに、この時は携帯を50センチ迄近付けても逃げなかったので、上手く写真に収めることが出来た。

そのトカゲの気持ち、少し分かる。

何が起こったのか、どうして僕から逃げたのか、一生分からないだろう。でも、たゆまぬ努力を繰り返して追いかければ、たまたまちょうどメスの準備が整った時に、かっこいい赤い皮膚でアピールすれば、きっと交尾はできるから、そんなに落ち込む必要はない。

自宅でムーカタ

ちょっとしたパーティやおもてなしにはムーカタが手頃で良い。

好きなものを好きなように食べられるし、料理の味付けなんて気にしないで済む。

とは言え、4人でビール付きで食べたら1000~1500バーツの出費になる。

これを自宅でやったら、遥かに安く、しかも寛いでやれることは明らか!

そこで、ホットプレートのムーカタ版を買った。

マクロで990バーツ。

ちょっとした出費だが、構造はホットプレートと同じなので、きっと直ぐには壊れない。

10回も使えば、元が取れるだろう。

それにムーカタ以外にも、焼肉や焼きぞば、頑張れば肉野菜炒め等のホットプレート専売の料理だって出来そうだ。

どれも材料を洗って切って並べておけば良いので、主婦の手間は少なくて済む。

2週間程前に買って、今日は2回目の活躍。

今日は、チェンマイの天空の村から、妹さん夫婦とお母さんが来たので、我が家でムーカタパーティが出来た。住込み労働者も入れて、総勢9名のささやかな宴会。

はっきり言って、お店のムーカタより美味い。なぜなら材料が良いから。大型エビ1kg、バラ肉2kg、豚お尻の肉1kgを平らげた。

皆腹いっぱい肉を食って、満足そうだ。

こんなことで、意外と人は幸せを感じるものだ。

明日もまた頑張ろう。

訪問カウンター

Online

現在の閲覧者数:

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

バンコク
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
サイト内検索
為替情報
バンコクの天気
最新記事
カテゴリ
ブログランキング




タイ・ブログランキング
月別アーカイブ
最新コメント
楽天市場
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

記事案内