シロアリに食われる家

僕達が住みだしたカオヤイの新居は、築15年だそうだ。僕の千葉の実家も築15年だが、まだ新品同様。ここの家は、既にボロ屋。

この家には、賃貸アパートを経営するオーナーのお母さんが1人で住んでいたが、もう歳なので少し坂を降りた麓のお店で、娘さん達と一緒に住むことになった。そのため、空き家になって僕達に貸してくれたというわけ。

ところが、家具を整理し掃除していると、至る所シロアリに食われていることが分かった。

シロアリ退治の業者が来て、四角い白い箱を柱などに取り付けていった。

引っ越しの時、その箱が気になって聞いてみると、

「これはシロアリ退治用の箱で、中には人体に無害なものが入っているから心配ないです。」

とのことだった。

今日、シロアリ退治業者が白い箱の中を開けてチェックしに来た。

中を一緒に見たら、ぎょっとした。

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シロアリだらけ。

中に入れてあったのは、美味しいセルロースだそうだ。ただし、天然成分由来の毒が入っている。脂溶性の殺虫剤が入っていて、少しづつ木に染み込ませているのかと思っていたら、全然違っていた。

2週間後にまた来てチェックする。

この餌にシロアリが来なくなったら、シロアリは全部死んだということらしい。

この高温多湿な気候と国立公園の自然森に囲まれたこの地で、シロアリに食われない家を造るのは至難の技と思う。

家の床下を見たら、古いシロアリの蟻塚が床近くまで立ち上がっていた。

シロアリが退治出来なかったら、この家も後数年でスカスカになっちゃうことだろう。

セキュリティー強化

数週間前、iCloudのパスワードが6000万人分盗まれたというニュースを読んで驚嘆した。驚き桃の木山椒の木。

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パスワードを含む個人情報は、至る所から漏洩していて、半ば慣れっこになってきたが、APPLEとGOOGLEという大御所からの流出は影響が大きすぎる。今回は6000万人。その中に僕が入っているのかどうか知る由もない。

僕はGoogle Keepや iCloudメモに、いろんなパスワードや口座情報、お金のこと、自分のためのメモ等、あらゆることをメモしている。写真も同様で、すべてクラウドにもバックアップしているが、ヤバい写真も少なからずあり、これらが漏れるのは非常に困る。抱いた女の秘密の場所や連絡先まであるから、漏れたらやばいに違いない。Ken Angry

こういう大切な情報をクラウド等の他人に授けるのは危険なのかもしれないが、自分ではどうにも覚えていられないので仕方がない。本当に何も覚えられないか、仮に覚えていても思い出せないのである。こういうものに頼るしかない。

そこで、とりあえずの対策として、iCloudのパスワードを複雑なものに変更し、Googleのパスワードも同様に変更し、二段階認証を設定した。

何か大事件が起こって、大御所のデータが使えなくなったら、、、、僕だけじゃなくて社会は相当困るだろうな。まるで人類全員がアルツハイマーになったように。

黄金の土地

カオヤイの新いちご園の名前は、もう決まっている。

土地の賃貸契約の条件として予め決められていた。その名も、ライ⚫パイディン⚫トーン。黄金の土地の畑と言う意味。

ライ⚫パイディン⚫トーンは、オーナーがパクチョン市の郊外に持っている農園の名前であって、新いちご園にもその名前の看板が建てられていた。

当初、マシュマロちゃんは、この条件に猛烈に抵抗した。

ワンナムキアオにある僕達のイチゴ園であるファーサイの名前を使いたかったからだ。

幾らいちご園を宣伝しても、自分達の名前にならないのは嫌だという理由だった。これには僕も全く同感だったが、取引というものは引き下がるべきは引き下り、取るべきは取るというのが肝である。

ファーサイの名前が使えないのは悲しいが、ファーサイという名前はまだそれ程有名になっているわけではない。一方、パイディントーンという名前は、少なくとも地元ではそれなりに有名。畑工事や観光いちご園の経営で発生するだろう諸々の問題に対して、この名前は有利に働く。

それにパクチョンのパイディントーンで採れたブドウ等のフルーツも売るので、パイディントーンという名前自体は不自然ではない。黄金の土地という意味も語感も悪いものではない。

それに、もしも僕達のいちご園が成功して、パイディントーンの名前が少しでも有名になれば、オーナーにとってメリットが大きいので、将来の協業にとってプラスに働くだろうという目算があった。

そういう訳で、僕達はライ⚫パイディン⚫トーンという名前を使うことに合意したのだった。

もう一つ、大きな条件がある。それは、パクチョンにあるオーナーのライ⚫パイディントーンにあるいちご園の栽培技術向上に貢献すること。具体的には週一度の技術指導というのがある。

僕らから見て、彼のいちご園栽培はあまり良く出来ていない。

いくらでも変えられるし、変える費用は向こう持ちなので、意見を言うだけで良い。

僕は、この条件を日本のイチゴ品種の選択と栽培方法の模索に使うことにした。日本の四季成りいちごが欲しいオーナーと利害が一致している。既に数種の日本株を持ってきているので、彼のお金を使っていろいろ試してみたい思っている。

昨日、技術指導の手始めとして、先ずは農園の全容を把握しないといけないので視察に行ってきた。

彼の農園はパクチョンの郊外にあって、約200ライある。つまり32万平方メートル。

今までにブドウ畑と、そこに併設のいちご園は見たことがあったが、その奥は行ったことがなかった。

「全部見せて下さい。この奥の土地もあなたの畑ですか?」

そう言ったら、

「いいよ。歩いては行けないので車に乗ってくれ」と言われ、車でライ⚫パイディン⚫トーンを案内してもらった。

僕は始めフルーツの木がたくさん植わっている山林だろうと思っていたが、全く違っていた。

そこには、広大でモダンな豪邸が30軒も散在して建っていた。

全部、オーナーの親族か友人のものだという。各家の建築はタイとは思えないモダンな物で、広さといい洗練されたデザインといい日本では見たことがないものばかりだった。マシュマロちゃんは見惚れるばかり。写真は憚られたが、とにかく凄かった。

それで、肝心の農園の方はと言えば、豪邸と豪邸の間のあまり広くもない畑に雑多なフルーツの木が植えてあるといった感じ。フルーツ一種類当りの木の数も多くはなく、しかもどれもまだ若い木で、いったい何時いくら位フルーツで稼げるのか疑問に感じてしまった。

どうもお金は余っていて、趣味でフルーツ栽培をやっているという感じだ。仮にすべてのフルーツが最高の状態で成ったとしても、大した収入源にはなりそうもなかった。

標高500メートルのそこは、親類とフルーツに囲まれた彼のユートピアなんだろう。

「金持ちは、どうしてこんなにお金があるの? 彼のフルーツ農園は職業と言うより趣味ね。」とマシュマロちゃんは言った。

その後、諸々の手続きのために、彼の息子のホテルに言って少し話した。

カオヤイのいちご園の土地には、外国人向けのインターナショナルスクールを建設する話があったが、このところの不景気で、まだ5年は延期しそうだという。

「今年、いちご園をきれいにやってくれたら、来年は3年か4年契約にしてあげよう。」

とオーナー夫婦は言った。

お金があれば、いくらでもきれいに出来るが、お金を使わないできれいにするのは簡単ではない。僕達にはお金はないので、工夫とDIYで頑張るしかない。

ひまわりとカイワレ

健康ブームで、ひまわりの芽のサラダや、日本のカイワレのような芽がスーパーでいい値段で売れている。

マシュマロちゃんは、ひまわりの種や、その他数種の種を仕入れt、自家栽培を試してみた。

健康に良いし、簡単そうだし、上手く行けばいちご園で売れるのではという目算。

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ひまわりの芽は日本で食べたことがなかったが、臭みもなく、如何にも栄養豊富。

サラダでも良し、炒めても良し。

この日はココナッツオイルでさっと炒めて、朝ごはんとして卵焼きと一緒に食べた。

駐車場の整備

カオヤイいちご園は国道2090(タノン・タナラット)に面しているが、その両脇は将来の道路拡張に備えて国有地になっている。

それがまた異常に広く、現在の道路幅の3倍程もある。

そこには原則として建物は建てられないし、木も切ってはいけない。

しかし、草を狩って駐車場にするくらいなら許される。

この部分に手を入れるのは勇気がいるが、土地のオーナーがあらかた整理してくれた。小さな木は切り倒し、草はブルドーザーで大方除いてくれていた。

今日は、その部分に再度ブルドーザーを入れて、切り株や草を取り除き、土地を平らにした。駐車場にするためだ。国の土地を駐車場として使えるのは有り難い話だ。

道から、その駐車場用地とその向こうのいちご園用地を写してみた。

電線のある電信柱までが国有地。なので、ショップはその奥に作ることになる。

お金に余裕があれば、安い砂利を入れて車が入りやすいようにしたい。

サナギで乾杯

畑仕事の帰りに、近くのお寺の境内でやっているタラートナット(曜日によって開かれる非常設市場)で買い物をしていたら、ファランの観光客の団体が来ていた。こんなローカルな所に何故だが知らないが、こういう市場も観光資源なのだろうか? きっと近くのリゾートホテルからの小旅行なのだろう。

さて、ここはイサーンなので昆虫食が多い。ファランはそれを見て、信じられないといった顔で見ていたので、その目の前でサナギをつまみ食いして、200グラムくらい買ってみせた。

「これあんた食える?」と若いファランの女に聞いてみると、

「私は、無理よ。」

「食ってみろ。美味いよ。」

見た目気持ち悪いが、見ずに食べたら絶対に美味しい。なぜなら、長いこと昆虫は人類の主要な蛋白源だったから。

市場で買って家に着くまでの5分ほどの間に、マシュマロちゃん

が半分以上食べてしまって、僕のビールのつまみつがこれだけになってしまった。

カオヤイ新いちご園:耕耘したら見えてきた

昨日と今日の二日間、カオヤイ新いちご園を古い耕運機で耕した。

始め、耕耘機についているブルドーザーで草だけを除去しようと頑張ったが、どうも上手く分けられない。

面倒くさくなったので、草ごと耕うんしてもらった。

敷地内に残っていた枯れかけたマンゴーの木を押し倒して取り除き、少し小高くなっているところをブルフドーザーで削り、深さが30センチもあったゾウの足跡を埋めながら縦横耕耘したら、かなり畑らしくなった。

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耕してみると、余計広く見える。

実際、カオヤイで一番広いいちご園になるはず。

平らにしたので、これからは作業がしやすい。

ワンナムキアオのマシュマロいちご園よりも、遥かに良い土。僕達の栽培法では土は使わないので関係ないかもしれないが、いちごが終わってからの裏作には良さそう。

一日4500バーツ。非常に高い。明日も午前中やってもらうので、合計で11500バーツにもなってしまうのが痛いが、人力でここまでは無理なので仕方がないだろう。少しだけ、奥の方が下がるように傾斜しているので、畝を南北に作れば水は奥の方に流れてゆくという計算。

5ライよりも少し広めに耕耘した。周りは花壇にするつもり。

メイン道路から200メートルに渡っていちご園が見える形になるので、持続80kmで走っていても、通り越す前に気がついてくれるはずだ。

黄色いカミキリムシ

今日カオヤイの畑で100匹くらい飛んでいた黄色のカミキリムシ。

手で簡単に捕まえられる。

なかなかきれいなカミキリムシだ。

少年の頃、僕は昆虫博士だった。

クワガタに巡り会いたいのだが、いないんだなあ。

妹夫婦のいちご園

昨シーズンはマシュマロちゃんの妹さん夫婦にいちご園を手伝ってもらった。手伝ってもらったというよりも、労働は7割方彼らに頼っていたとも言える。

僕たちはその御礼として、期間中は彼らに寝床と食事、それから時々は服なども買い与えた。シーズンが終わった時、賃金として40万バーツを払った。40万バーツというのは、2人が日給300バーツで7ヶ月働いたとすると、126,000バーツだから、その3倍以上払ってあげたことになる。そのため、マシュマロちゃん本人の手取りは期待の半分になってしまった。

妹は乳飲み子を抱え、本当によく働いてくれた。マシュマロちゃんとは両親とも同じなので、何から何まで似ている。仕事中にも授乳はするので、胸や乳首も見てしまったのだが、そこも肌もみんなそっくり。性格も似たところが多く、僕を不愉快にさせたことは一度もなかった。

彼女の旦那さんもよく働いた。ウォーターシステムは彼独りで構築したようなものだ。ショップの掘っ立て小屋も彼の作品。農薬散布も彼がやった。彼らの助けがなかったら、昨シーズンのいちご園は出来なかっただろう。

そして、今年は彼らは独立して、自分たちのいちご園を経営する。マシュマロちゃんが二年前に兄のいちご園を手伝って、昨年独立したのと同じパターンである。40万バーツのうちの半分くらいは新いちご園のために使われることだろう。

それでもお金が足りないので、10万バーツを貸すことにした。こちらに貸すだけの余裕はないのだが、貸さないわけにもいかないのが実情だ。

こんな風に家族は助けあって暮らしている。日本の僕の家族とはかなり様子が違う。

妹さん夫婦の新しいいちご園の場所は、マシュマロいちご園から2キロほど離れたところにある。はっきり言って、最高の立地だ。

立地上の良い点

  • 国道304号に面していて、車の通行料がマシュマロいちご園より一桁多い。
  • 広大な駐車場がある。
  • ガソリンスタンドの隣で、そこからお客を引っ張れるかもしれない。
  • 道路より少し高いところにあって、道路からいちご園がよく見える。
  • 後ろに広い池がある。

よくこんないい場所を見つけたものだと感心する程だ。今期のマシュマロいちご園は、彼らにお客を取られて閑古鳥が鳴くかも知れない。

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高台で風通しも良い。

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この広い駐車場は羨ましい。マシュマロいちご園は駐車場が悩みの種だったので学んだのだろう。

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池の水深があまりないのが少し気になる。

5ライあって賃料は年間8万バーツとマシュマロいちご園よりかなり高い(カオヤイ新いちご園より安い)

先週、マシュマロいちご園の除草に行った際に、この場所を見て来たが、草の丈も高くなく、畑が作りやすそうだった。

少し時間があったので、除草剤がなくなるまで除草剤を散布してあげた。2時間で1.5ライほどやっただろうか?雲行きが怪しくなってきたので帰ったが、商売上ライバルになるのに、当たり前のように除草剤を散布したりお金を貸したりするのは、やっぱり家族だからなんだろう。僕にとっては家族ではないが、まあ親戚みたいなものだ。

きっと僕らもまた彼らに助けられるだろう。

洗濯機と白いリス

東芝の洗濯機を買った。

6990バーツだが、これでもファジー全自動だ。

頑張れ東芝、頑張れニッポン。

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買い物から帰って車を降りたら、マシュマロちゃんの動きが止まった。

「あれ見て!」

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尻尾の大きな白いリスだった。庭で何か見つけて無心で食べている。

タイにはリスは多いが、こんなに大きくて白いリスは初めて見た。

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ここはすぐ隣がカオヤイ国立公園。綺麗な野鳥や蝶もいっぱいいる。

楽しい人生が過ごせそうな予感。

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池に居た小エビが安く売っていたので、買ってかき揚げにして食べた。美味かった。

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サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

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