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まだあるイチゴ でももう直ぐ終了

今日自分で採ったいちご。

カオヤイ農園にはまだこんなきれいで美味しいいちごがある。

第四波

他のいちご園は一ヶ月も前に終了したのに、うちはまだある。

気温34℃。クソ暑いのによくなるものだと感心する。色艶、味よし。

でも?お客さん来ない。

多分あと一週間でうちも終了。

住込み助っ人ウドンに帰る

マシュマロちゃんの大学時代からの友人で、僕らの家に住み込んでいちご園を手伝ってくれた女性が、今朝田舎のウドンタニに帰って行った。

当初の約束を守り、3月末迄しっかり働いてくれた。

ここに来る前は、バンコクの化学肥料会社で検査技師をしていたが、都会生活がほとほと嫌になり、昨年末に辞めて、田舎の家業であるキノコ栽培をお母さんと一緒に営むことに決めた。

しかしその前に、マシュマロちゃんの誘いで、ウドンタニに帰る前に僕らの所で働いてくれることになったのだった。

彼女の給料は月給制。前の化学肥料会社程は出せなかったが、住宅費、食費、電気、水道がただだったので、残るお金は以前並みか、それより多かったかも知れない。

とても良く働いてくれたので、毎月ボーナスを付けた。最期の月は、更に10000バーツ上乗せした。

ここで働く間、彼女としても、農作業や売り子の経験、お客さんとの接し方、外国人とのコミュニケーション、人を使うことの難しさなど、それなりに学んでくれたと思う。

それらはきっとキノコ栽培という事業に活かせられることだらう。

去年の引きこもり女子程ではないが、彼女も部屋で読書や映画を見るのが好きで、休日にも何処にも出掛けないタイプの人間だった。

今まで彼氏がいたこともなく、28歳にして正真正銘の処女(確かめなくても分かる)。タイでは珍しい。文化的許容範囲は広くないが、想像力、理解力は大学出だけのことはある。

本人は男や結婚には興味なしとのこと。しかし、親が「早く結婚しろ」、「結婚が女の幸せ」みたいなことを言うものだから、帰ってからどうなるか分からないが、将来は良妻賢母間違いなしと思う。

来期は彼女のような助っ人がいないので、どうやってゆくかが僕らの課題だ。

彼女が寝泊まりした部屋は、きれいに片付けてあった。

マシュマロいちご園終了の始まり

終了パーティが終わったワンナムキアオのマシュマロいちご園だが、いちご園の営業はまだ終わっていない。

平日はお客さんがもう来なくなって、余りお店を開く意味はないのだが、いちごは沢山なっているので、カオヤイ農園の店頭で売るためのいちごを供給している。

先日、住込み夫婦も田舎に帰っ行った。

その日、僕は後片付けとCCTVのチェックの為、久々にマシュマロいちご園を訪れた。

BGMを鳴らすスピーカーや、噴霧器、まだ使える農薬などを納屋にしまい、ゴミを燃やした。

一つの季節がまた終わった。

あれは三年前、マシュマロいちご園にする為の土地を訪れた時、オレンジ色の甘酸っぱいフルーツが沢山成っていた。

その翌年も良く翌年も三年前程成らなかったが、三年目の今年、また豊作になった。

三年前に比べて、少し老けた気がする。

あの時は、いちご栽培なんてどうやるのか見当も付かなかったが、妹さん夫婦のお陰でマシュマロいちご園は三期を無事終えることが出来た。

今期は生産性倍増を目指したものの、それは果たせず、ほぼ定常状態に終わったが、一つの足場は創れたと思う。

ゴミの片付けの際に、足元でガサガサ音がして、繁殖期でブルーに染まったカメレオンを見つけた。動作が鈍く、触らずにペットボトルの中に捕獲することが出来た。

見ると、尻尾と足が負傷している。体長30センチ位。噛む力は強い。

去年の今頃、カオヤイで真っ青に染まった同じ種類のカメレオンがいた。ネズミ捕り用の籠に入れてみたが、すっかり発情色の青が消えてしまったので、逃してやることにした。指が再生中。

翌朝、少し青色が戻ったのがいちご園を彷徨いていた。

競合が増えてお客さんが取られているマシュマロいちご園を来期どう盛り上げるか、これから1ヶ月ほどかけて考える。分かっているのは、コーヒー、スイーツショップを併設することだが、まだ全体イメージが固まっていない。

生肉とうんち食った:マイウー!

昨夜はマシュマロちゃんの兄貴のいちご園終了パーティーだった。

そこで、例によってブタの生贄が精霊に授げられた。

この辺りの背景、詳細は去年の記事にも書いた。

生贄を捧げるのは、タイの仏教ではなくて、モン民族の精霊信仰による。

こちらが今年の生贄のブタ

去年より大幅に値下がりして、71kgで3500バーツ。安いと思う。昨年は65kgくらいで5000バーツだった。

ブタの飼育環境は農家の庭で衛生状態は余り良くない。

手足口を縛られ、にわか作りの神棚の前に寝かされる。神棚も白い飾り紙も日本のものと似ている。

男たちに押さえられ、首元から心臓にナイフを入れる。

この鮮血が重要。

食用としても後で述べるラープの材料に欠かせない。

心臓を刺して約2~3分で絶命する。

バーナーで体毛を焼き、鍬で焼けた体毛と皮膚を削り取る。

あとに残るブタの身体は、肺以外は余すところなく使われる。

以前も書いたが、こんなふうに生贄を殺した時だけ食べられる絶品料理がある。

ラープ·ムーという生肉料理だ。

生肉と生血を混ぜて、包丁で叩いて細かくする。

これに茹でた肝臓を細かく切って混ぜる。流石に生の肝臓はサルモネラ菌が入る恐れがあるので茹でたものを使う。

いろんな香辛料を混ぜて、ハイ出来上がり。

日本じゃ絶対食えない生肉料理。ここ迄絶命してから一時間強。

生肉の食感がたまらない。ズバリ絶品である。

見た目気持ち悪いが、本当に美味しい。ちょっと辛いが。

肝臓の茹でたものも腰があって美味い。甘いのだ。

肉も最高! こんなに美味しい豚肉は、肉屋じゃ手に入らない。普段よく火を入れて肉を食べるモン族も、この時はメデイアムくらいの焼き加減でも食べる。脂肪の部分も弾力性があって、しつこくなく、普段の豚肉とは別物。

それから、もう一つ美味しいのがこれ。

左下のやつ。小腸だが、中には行っているものが美味しい。

そこで聞いてみた。

「この腸の中には何を詰めて焼いているんだい?」

「何にも詰めてないよ。」

「だけど、うんちを良く洗い流してから焼くんでしょう?」

「洗ってないよ。」

「ええっ、じゃ中に入っているのは?」

「うんち」

びっくりした。

小腸の上の方(胃に近い方)で、豚を殺した時だけうんちも食べられる。で、そのうんちが美味い。元はふすまのようなものだが、それが部分的に消化されて実に美味しいのだ。うんち臭さは全くない。

連日の宴会

僕は7時でお先に失礼したが、カラオケ宴は深夜迄続いたそうな。

兄さん夫婦は数日後チェンマイに帰る。あと10日で3人目の子供の出産予定日なのだった。

ファーサイ終了の宴

ワンナムキアオ、カオヤイと、いちご園の終了ラッシュが続いている。

カオヤイはすでに僕らの農園以外は今期終了し、ワンナムキアオの親戚も月末にかけて順次閉め、チェンマイの天空の村に帰ってゆく。

その際、助け合った感謝と、来期の繁栄祈って、みんな揃って宴会を行う。既に2件宴会があって、昨日はマシュマロいちご園ファーサイの宴会を行った。

総勢28名の大宴会になった。

材料をマクロで買い込み、夕方から女たちが調理。お酒はビールと安ウイスキー。だから、お金はそれ程かからない。

連日の宴会で、少々飽き飽きして来たし、さっぱり分からんモン語90%の会話にはついて行けないが、地鶏のスープとマムアンは何時も美味い。

別に、ありがとうとは誰も言わないが、これが彼らの習慣。

今日は、マシュマロちゃんの兄貴の宴会。

豚を解体する。

いちご園続投決定

先週はいちごもお客さんも少なくなり、働く意欲減退。旅行に出て遊んでばかりいたが、今頃になって、いちごの第三波が始まった。

何度か来てくれているこのお客さんは、今日一人でこんなに大粒できれいないちごを1.5kg採った。

糖度も乗って、アロイアロイの連発。

いちご株には第三波の花もたくさん咲いて、これから2週間か3週間はいちご一杯の農園になりそう。

なので、今月末で閉める予定だったカオヤイいちご園は、続投が決定!

と言っても、7日から20日の帰国の予定は変更せず。

不在の間、知り合いにお店と畑を任せることに。

日本から帰って来てから、更に続けるかどうかは、その時のいちごの状況次第。

多分、お客さんは少ないと思うが、他のいちご園は殆ど終了しているので、競合はない状況になる。

この間に、まだ大量に余っているアイスクリーム、いちごワイン、ウォッカなどの在庫をなくしたい。

まだまだあるよ

カオヤイの他のいちご園は、何処もほぼ終了状態だが、うちのいちご園には、まだいちごがたくさんある。

プロが30分も頑張れば、このくらいはすぐ採れる。

このところの気温上昇で、いちごの熟成が速く、大粒は少なくなって来たが、小さいものでも糖度は上がって、とても甘い。

ただ、残念なことに、お客さんが来ない。来ても、暑がって余りいちご狩りをしない。

お客さんが多い時期はいちごが足りなくて、いちごが多い時はお客さんが少ない。

いちごがなる時期をコントロール出来たら、利益倍増間違いないのだけれど。露天じゃそれも簡単じゃない。

最低気温を下げれば良いと言うことは分かった。赤外線を通さないシートは日本にはあるが、それだと最高気温は抑えられても、最低気温は下げられないだろう。ハウス+エアコンでこの問題に挑戦した人がいるが、採算が取れず失敗した。

花芽形成に必要な最低気温が高い、所謂夏いちごなら行けるかもしれない。

日本のいちご

日本から試験的に持ち込んだ20種あまりの日本のいちごのうち、タイの環境と栽培法で唯一残ったのが、この品種。

樹勢が強く、病気にもならずに盛んにランナーを伸ばし、花も実も良くつける。

気温が高くなると、急速に熟し、急速に傷んでしまうので、日本のように美しいピンクの大きな実にはならないが、香りだけは日本と同じように素晴らしいモモの香りがする。

もっと低温でゆっくりならせば高級いちごになるのだが。

薫りは良いので、それを活かした食べ方が出来れば商品価値は上がるだろうに。

誰も見向きもせずに腐ってゆくだけ。ああ勿体無い。

品種改良の親にするには良さそうだが、気が遠くなる話でやる気がして来ない。

でも、もしもタイの品種と掛け合せれば、絶対良い品種が生まれるような気がする。

農場のヘビ

何処のいちご園にしても、農場にヘビが居るのは普通のことである。

マシュマロいちご園なんか、コブラが居た。

カオヤイ農場にもヘビが沢山住んでいて、毎日のように見かける。見かけるが、すぐにマルチの下に潜り込んで逃げてしまうので、なかなか捕まえられない。大きさは、太さ1.5センチ、長さ60センチくらいの可愛い奴で、多分カエルやトカゲを食っているんじゃないかと思う。

いちご狩り客の手元に出現すると危険だが、実際にはヘビの方が先に逃げるので、お客さんが噛まれたという事態にはなったことがない。

しかし、農場から甲高い悲鳴が聴こえたことは何度かある。

「ヘビが居るからなんとかしろ」とお客に言われ、なんとかしようとするが、その時点ではもう二度と見つからないので、なんともしようがない。

昨日は、住込み従業員が鍬を振って追いかけていたので、僕も捕物帳に参加した。そして、野菜コーナーに逃げ込んでいたヘビを発見。傷を負っているようで、動きがおかしい。僕が追い出したところ、従業員が頭を一撃。愛犬ベリーも参加したが、鼻先を噛まれそうだった。

仕留めたのはコレ。2メートル級。流石にこのサイズは珍しい。

ずっしり重い。食べずに捨てた。

こんなサイズがいちご狩り客の目の前に出たら、大騒ぎになるだろう。

ヘビが居るのは、ネズミやトカゲ、カエルなどの爬虫類や両生類、それを支える昆虫類が沢山居る証拠で、それは自然のサイクルが上手く回っている証拠であるが、お客さんは虫もヘビも居ないいちご園が良いのだろうなあ。

いちご園盛衰2018

去年と比べ、今年の各いちご園の盛衰が激しい。

去年最高潮だったマシュマロちゃんの妹さん夫婦のいちご園は売上半減。ただ彼女らが今年立ち上げた新いちご園は活況で、合計では去年を上回る。

同じく好調だった大御所マシュマロちゃん兄貴のいちご園は大きく低迷。今年は3箇所もいちご園をオープンしたが、新しい2箇所が何れもまるで駄目で、利益が殆ど出ていない。

その結果、去年の10月までに返してもらう予定だった30万バーツが事実上焦げ付いた。聞けば、妹さんからも20万バーツを借り入れているらしく、それも今のところ返却の見込みなし。家を新築して、有り金全部叩いてしまったのも原因。

契約書があろうがなかろうが、無い袖は振れないので、どうしようもない。このまま行くと、来季のいちご園が幸運にも大成功したら帰ってくるかも知れない、と言ったところ。だから貸すなと言ったのに、と今更言っても何にもならない。

実のところ、いったい何時返してもらえそうか確認するつもりで今日兄さんの新しいいちご園に行ったのだが、彼は一人で元気なく働いていて、今季の収入ー支出がまだ20万バーツしかないと嘆いていたので、借金のことは言えず仕舞いだった。

「毎日頭が痛いよ。近いうちにカオヤイに行って酒でも飲みたい。」とため息をついた。いいよ、その時はお酒くらいご馳走してあげよう。借金のことは忘れはしないが、もう一年くらいなら待てる。元々、彼を助けたのがいちご事業のきっかけになったのだが、いちご事業を始めた時は僕は何も出来ずに彼には随分助けて貰った。彼のお陰で今の僕たちがあると言って良い。

次に、我らがマシュマロいちご園は、年末年始から2月にかけて、予想以上に調子が良かったが、2月の雨で大きなダメージを食らってから、売りが低迷している。ワンナムキアオのいちご園は、何処のいちご園もいちごの傷みが激しい。マシュマロいちご園は、まだいちご狩りが出来るだけましで、他のいちご園はもっと状況が悪く、マシュマロいちご園に売る為のいちごを採りに来るくらいだから。

大御所兄さん夫婦のいちご園の斜め前の親戚のいちご園は、今年大盛況。去年まで低迷していたのに急に流行り出したのは、隣接して他のいちご園が進出して来た為、遠くから見ると一つの巨大ないちご園に見えるから。兄さん夫婦のいちご園は、そこにお客さんを取られている。親戚の者も、初めは迷惑な奴が横に来たもんだと怒っていたが、何が幸いするか分からないものだ。

マシュマロいちご園の真ん前のいちご園は、依然最悪状態が続いていて、一日1000バーツも売れないことがあるほど。今季いっぱいで閉めることが決定した。既に、新しい場所を手配済み。ただ、新しい場所に引っ越すことは、すべて一からやり直すことになるので出費が嵩むし、労働も大変きつい。しかし、上手く行けば画期的に良くなる。凶と出るか吉と出るかは予想が難しい。

さて、カオヤイであるが、

僕らのカオヤイ農園は、今年に入ってから進出して来た新いちご園客足を取られて、ずいぶん低迷した。2月に入っていちごの最盛期に盛り返してホッとしたところ、成り過ぎと例の雨で完熟いちごが傷んでしまってから、客単価が大きく落ちてしまった。しかし、まともないちごがあるのはうちだけで、お客さんの数は結構来る。

カオヤイに4軒展開しているライバル組は、いちごの世話が悪く、3軒が既に全滅していちご園を閉じてしまった。残る1軒もいちごの状況は悪いが、場所が良くて客入りは良い。来季は、その1箇所を拡大して集中するとのこと。有効な対策を立てないと、来季は僕らのカオヤイ農園はそこに大敗するだろうと思われる。

来季はここと一騎打ちだ。

もう2つ今年から始まったライバルいちご園は、雨とスリップスでやられて今は良くないが、2月の雨までは好調だったので、来季も要注意である。

と言うわけで、明暗が激しい訳だが、その明暗を分ける最も重要な要素は「場所」だけだ。但し、位置だけではなくて、同じ場所でもライバルの有無やちょっとした景観の変化で大きく盛衰が変わる。

このため、来季は道路から見た景観を大きく改善すべく投資する必要を感じている。

僕らの総収入は、当初の倍増計画から大きく外れて、去年と同程度もしくは微増に終わりそうだ。主な原因は競合である。

来年以降、いちご園からの収入を増やすためには、いちご園を増やすやり方と、ブランド化の二つの方向性がある。

いちご園を仮に倍の4箇所にして所得を倍にすると言うのが簡単そうに見えるが、場所を間違えると兄さん夫婦の似の前になる。任せられる従業員の育成も出来ていないし、良い場所も見つかっていないので、難しそうである。

ブランド化の方は、それなりに出費が嵩むので、利益率が上がるかどうか分からないが、生き残ろ為には何れ差別化が必要だ。

いろいろ頭に溜まったものを、いちご園が終わってからの休暇中に整理してイメージを明確にしていきたい。

マクロでこれだもんな。

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ハムケン

Author:ハムケン
サラリーマンはもう飽きた。気がつけば人生の残りも僅か。ここはひとつ、窮屈な日本を抜け出し、活力あるのにどこかゆる~いタイを舞台に、自分らしい第二の人生に旅立つことを決めてしまった50代親父。

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