いちごハリボテ5連発
こんなふうに、ハリボテいちごを5つ道路脇に並べた。
これで、いちご園に気付かず通り過ぎる人は少なくなるだろう。
僕らのいちご畑は、道路から30メートルも奥にあるので、ぼっと前だけ見て運転してると見えないのが欠点だった。
だけど、テーサバーンが早速税金を徴収しに来た(未だ払ってないけど)。
道路管理局も退かせと言ってくるだろうな。
王様一家が通る時は赤がダメらしいし。
何時まで続くかこのハリボテ作戦。
こんなふうに、ハリボテいちごを5つ道路脇に並べた。
これで、いちご園に気付かず通り過ぎる人は少なくなるだろう。
僕らのいちご畑は、道路から30メートルも奥にあるので、ぼっと前だけ見て運転してると見えないのが欠点だった。
だけど、テーサバーンが早速税金を徴収しに来た(未だ払ってないけど)。
道路管理局も退かせと言ってくるだろうな。
王様一家が通る時は赤がダメらしいし。
何時まで続くかこのハリボテ作戦。
朝の気温が22℃を切り、真っ青な空に乾いた空気と爽やかな風。
やっと来ましたいちごの季節。
これまで大切に育てて来た花たちも咲き出して、カオヤイ農園をきれいに飾ってくれるようになった。
今日はお客さん少なく閑古鳥だったけれど、涼しくて気持ち良く一日を過ごせた。
コラートで買って来た素焼き人形。マシュマロちゃんみたい。
コーヒーを宣伝してね。
米松のパレット廃材を入手したので、それで田舎風デコレーションを作ろうと思い、ノコギリを手にしたが、斜め切りが何故か上手く切れない。歯を替えてみてもダメ。
そこで、ハンドグラインダーに丸鋸を付けたやつで切ろうとした。
こいつは危険で最新の注意が必要。まして、安全カバーなしで使うなんて、普通僕はしない。
だけど、ちょっと切るだけだったので、気を付けてやれば大丈夫と思った。
丸鋸が米松を切り出して僅か2秒後、歯が木に引っ掛かり激しくキックバック。グラインダーは僕の手を離れ、足元に向かって飛んできた。
おお怖かった。危ないところだった。そう思って、電源コードを手繰り繰り寄せ、スイッチを切った。
その後、さっきグラインダーが足に当たったような気がしたことを思い出し、自分の足下を見るとスリッパが切れていた。
スリッパから足を抜き取ると、指の間がパックリ切れて、1センチ程パカっと開いていた。
ああ、やっぱりこんなこと自分でするんじゃなかった、と激しく後悔。
殆ど痛みを感じず、出血も少ないので、傷口を開いて覗いてみると、健も骨も切れてない。筋膜すら切れてなく、皮膚の部分だけ5センチ程切れただけのようだった。
近所のバンコク病院の出張所的クリニックに行って処置してもらった。出来の良いナースが手際良く縫合の準備を終えて、医師にいろいろ指示していたのが笑えた。
結局、9針も縫った。
タイ語で、破傷風のワクチン接種をしたことがあるか聞かれたが、破傷風のタイ語が分からず、それはどんな病気かと聞き直すと、英語でテタナスと看護婦は答えたので僕にも分かった。タイに来た時、シーロムの熱帯病研究所で何種類かワクチンを打ったけれど、破傷風は確かやってない。やったとしても一回だけ。と言うことで、破傷風ワクチンもやることになった。
診察室には、アメリカ心臓学会の診断基準や緊急処置法のポスターが貼ってあって頼もしく感じた。一応、ここもバンコク病院だからね。
バンコク病院だけあって、薬はジェネリックじゃなくてブランド品を使うので高い。医師の縫い賃は800バーツ。総額は約4600バーツ。
東京海上の保険に入っていたので、保険カードと運転免許証の提示だけで、現金支払いはなし。
だけど保険料はその10倍も払ったんだよな。あと二か月で失効。
これは損したのじゃなくて、得したと考えるべきなんだろうね。
今日、カオヤイ在住女史スーさんが僕の農園に立寄ってくれた。
数日前から数回来てくれたらしいが、運悪く何時も僕が不在で、お会いすることが出来なかった。
今日は、コーヒーとケーキとパンナコッタを試食してもらい、いろんな助言を得た。
パンナコッタにブヨが入っていたとか、コーヒーマシン横の汚れが丸見えでいかんとか、ショップ裏のゴミが汚いとか、マズイ点をいくつか指摘してくれた。
それらに気付かずにいたわけではないが、タイ人化が進む中、汚いのに慣れたというか、それ程気にならなくなり、処置の優先順位が下がっていた。
虫入りパンナコッタはタイ人でも嫌がるでしょう。そんなもん売れません。
そのスーさんの訪問記録がブログになったので、リンクを貼らせてもらった。
彼女のブログは僕のブログよりも検索されやすく、多くの日本人が読んでいる(特に駐妻)ので、宣伝効果は抜群。
パンナコッタとバターケーキ。今日は余り売れなかった。マシュマロちゃんはがっかり。
乾燥いちごといちごジャムといちごワインは良く売れた。
このカオヤイに引越して来た時に、確か7000バーツくらいで買った8kgマックスの東芝洗濯機が分からんエラーコードを吐き出すようになったので、地元の修理屋兼中古家電屋に修理してもらったら、修理代が2800バーツも掛かった。
樹脂で固めた電子配線盤の丸ごと交換。
今どきは、モーターは10年壊れないし、壊れるのは電子部品で彼らには修理は無理。
修理後5日で、また別のエラーが出て、使えなくなった。
カオヤイ農園から、毎日10000バーツくらい上がってくるようになったので、この際新調することにした。
今度はパナソニック。
12.5kg迄洗えるので、二三日分が一回で洗える。
8990バーツ。
ついでに、冷蔵庫も追加購入した。
住込みワーカー分も含めて食べ物がいっぱいで、ケーキ用材料やケーキそのものが入らなかったので。
今までのより倍近い容量がある。今までのは確か8800位だった。新しいこいつは、14000バーツ。
マシュマロちゃんが作ったバターケーキとパンナコッタが入っている。明日、これを飾って売る。
冷蔵庫代は、せっせとケーキ作って売って稼ぎ出さなけりゃ。
オープンしたのに、全然お客さんが来ないマシュマロいちご園。
未だいちごが成ってないから仕方ないが、それにしても少ない。
コーヒーなんか平日は殆ど出ない。コーヒー、ケーキについては、未だ本格開始してないからだが、知名度がまだまだ低いようだ。
CCTVの修理設置、増えた電気機器への配線の為、久々にマシュマロいちご園に行ってきた。
去年、一昨年に来たお客さんがパラパラと来るのみ。
マシュマロいちご園は、花がいっぱいある長閑な田舎風で、ワンナムキアオで一番美しいと思うので、きっと売れるようになるだろう。
マシュマロちゃんの努力の跡 ハリボテいちごと花がひっそりとお客さんを待っている。
虹の向こうは、春なのかしら???
僕たちのいちご園ビジネスは、四年前ここから始まった。
ここのいちごは、旬になると本当に美味しいのだ。
だからテコ入れして、ワンナムキアオの王者にしてあげたい。
今年で9回目となるカオヤイのミュージックフェスティバル
ビッグマウンテンがやって来る。
そして、大勢の音楽ファンがカオヤイにやって来る。
しかし、去年の実績から、音楽ファンが来ても、道路が渋滞して、いちご園に来る客は寧ろ減る。ならば、お店は従業員に任せてコンサートに行って来ようかな。
セブンで前売券が売られている。12月8ー9日。
前売り1900バーツ、当日券2500バーツ。VIP前売3000バーツと高い。当日券はあるが、前売で売切れ必須。
誰が出るのか、まだ知らないが、有名ミュージシャンオンパレード間違いなし。
PEPSI PRESENTS BIG MOUNTAIN MUSIC FESTIVAL 9
สถานที่: The Ocean เขาใหญ่ จ. นครราชสีมา
Venue: The Ocean Khao Yai, Nakhon Ratchasima
รอบการแสดง / Showtime
เสาร์ที่ 8 - อาทิตย์ที่ 9 ธันวาคม 2561
SAT 8 - SUN 9 December 2018
ประตูเปิด: 12.00 น.เป็นต้นไป
Gates Open: At Noon
音楽好きは、早めに前売買って、ついでにいちご園に来てください。
遅ればせながら看板を立てた。
いつも皆(特にマシュマロちゃん)から酷評の看板だが、今度のは他のいちご園よりも一歩抜きん出ていると自負している。
店の看板はありきたりかな。
そして気付いてくれただろうか? LEDチェーン。
薄暗くなると明るく目立つ。
一見、片田舎のカラオケ屋。真っ直ぐ直線的に張れてないところが素人臭い。
いつも閉店間際にお客さんが来て不思議に思っていたのだが、夕暮れ時の照明によってお店の存在が強くアピールされて見付けられやすくなる為と分析した。
このLED効果で夕方のお客さんがもっと増えたら、ビール売りながら営業時間延長しようかな。
その場合には、枝豆とボインなお姉さんが要る。
これだけは絶対やりたくないと思っていたハリボテいちごに、今年も頼ることになってしまった。
昨年、今年こそはプロに頼んで、鉄筋コンクリートのいちごモニュメントを作ろうと思っていた。
しかし、例によってマンパワーと資金が足りなくて、もじもじしているうちに、マシュマロちゃんが張り切って6個も新しくハリボテ骨格を注文し、マシュマロいちご園に二つ、カオヤイいちご園に4つも配分してくれて、おまけに丸一日かけてカオヤイ用に一つのハリボテを作ってくれちゃったもんだから、後に引けなくなってしまった。
こうなったら、ハリボテで行くしかないと諦めて、自分たちでも3つ作った。1メートルから2.5メートルもあるハリボテいちごを、沿道に3つ4つ並べて置いて見ると、半分居眠りして運転している人でも、ここにいちご園があることが分かる。その点では、ハリボテもちゃんと働いてくれる。
これはハリボテじゃなくて、水瓶を塗装したもの。
ハリボテの何が気に食わないかと言えば、第一に多角形で表面が丸くなく、如何にも安っぽいこと。まるで高校生の仮装行進。
それと、決定的に強度が足りない。何しろ、新聞紙とデンプン糊が構造体なのだから。それを、あの豪雨が降るタイの屋外で半年使おうと言うのだから無理がある。
押したら曲がる太めの針金に、デンプン糊を付けた新聞紙を張って面を作っていく。
その後で、耐水性のアクリル系シールドを塗って、最後にエナメル塗料を塗って仕上げる。アクリル系シールドとエナメル塗料のお陰で、概ね水を通さなくなっているものの、小さな穴やひび割れや頭頂部などから、どうしても水が入る。
風なので倒れれば、割れて大きな穴が空く確率100%。現に、今年も設置前の移動で穴が空いた。
水が入れば、デンプンと新聞紙だから、溶けるに決まっている。溶けて剥がれて、幽霊屋敷みたいになる。
そこで、僕は一歩前進する為に工夫した。マシュマロちゃん推薦のアクリル系シールドを止めて、屋根用の防水樹脂塗料を使ってみた。
構造体が紙と糊なので、破れたら同じだが、破れなければ防水性はかなりのものだ。まるで薄いゴム製品を被せたみたいになる。
これで何ヶ月使えるか、駄目元で試してみる。
来年もいちご園やるのだったら、ぜったいハリボテはやらないと誓った。
ほんとはこうしたかった。
日本に残してきた愛犬つばきが、昨夜息を引き取ったと妻から連絡を受けた。
17.3歳だった。
今日の夕方、娘と息子が同席して火葬したそうだ。
僕はタイに独り来たので、この5年程、愛犬とは年に数回会うだけだった。日本にいる妻が、腹を押して排尿させ、日に何度も寝返りをさせて、寝たきり老犬の介護をせっせとやってくれたので、つばきは必要以上に長生きしてしまった。妻は福祉学科を出て、社会福祉士で、介護施設の所長もしていたので、人の介護は得意だったが、つばきの介護には、驚くほどの愛情を込めて世話していた。
薔薇の咲く庭とラブラドールレトリバーは、僕が手にしたかった幸せ家庭の象徴で、ほんのいっときだったけれど、実現した。薔薇の時期に観光バスが来たこともある。
愛犬を囲んで、家族に微笑みが帰ってきた。
お風呂に一緒に入って、ボール遊びするのが大好きだった。
妻とのいざこざの際に、二人の間に入って喧嘩は止めてと言いに来た。
妻が精神的に病んで落ち込んだ時に、つばきが彼女の心を癒やしてくれた。
だからなのか、つばきが体長不良の時には、楽しみにしていた旅行もキャンセルして介護する程だった。
そういうところを見て、妻は実はとても愛情深い女性だったんだなと思う。
一方、僕はつばきを放って、家族も放って、独り暮らしの母も放って、この地で新しい愛犬ベリーと暮らしている。全部、置き去りにして、リセットしてしまった。
こういう人間は、孤独死して、干乾びた死体の埃が風に舞い散るに違いない。